168月/030
血のつながり
Aっくんはヒトミシリストである。ワタシもダンナも人見知りのため、生粋の人見知りで、初めて会う人に声をかけられると、そっとママの後ろに隠れてモジモジする恥ずかしがりやさんなのである。
本日御年14歳になる親戚の女の子を、車に乗せて本屋へ行った。Aっくんとは全くの初対面。今までワタシの会社の女の子を乗せた時などは激しく人見知りして、静かで無口な男の子になってしまったが、果たして。
Aっくんは、後ろの座席に乗り込むなり立ち上がって、前の座席の間からニョッキリ顔を出して、「ねえねえおねえちゃん」と、いきなり話しかけたのである。しかも続けて「おねえちゃんは、しょくぱんまん持ってる?」。
思春期の14歳、ある意味一番子どもと遠い年である。アンパンマンなんぞ知っているはずがない。明らかに困り果てるおねえちゃん。アンパンマンの質問をどんどん突き詰めるAっくん。お、ロールパンナの悪い心が消えるかどうかの質問までするか。すごいぞAっくん。
そういえば、もっと小さい頃、ダンナの妹(こちらは大人であるが)にも初対面から妙になつき、遊んでもらいたがっていたなあ。冷たくあしらわれて諦めてたが。
やっぱりどこかで血が呼ぶんだろうか…?
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