178月/030
町の風景
小さい頃って、ちょっとした旅行に行っても、あまり「違う町に来たなあ」という実感を持てなかった。「きっと外国だったら家並みも違って違う町に来たなあっていう気がするんだわ」なんて見知らぬトツクニを夢見ていただけだったのかもしれないが、あんまり知識がなかったのも原因なのかなあと思ったりした。
最近、ダンナの両親がいる岐阜に行ったりするのだが、走っている車が静岡と違う1ことに気づくようになったのは、車に興味を持つようになってからだった。静岡に最近進出してきた大型店の看板が、岐阜では異様に大きく派手2だと気づいたのも、ダンナが大型店の店舗設計に関わったりしてたからのような気がする。
それでなくても最近仕事の関係で「マーケティングにおける県民性」のようなものに興味があるから、違いに敏感になっているのかも。
てことは、結局「旅」を楽しむためには、毎日の生活でアンテナを磨いておかなくちゃいけないってことなんだな3と、ソーユーフウに思ったのだった。
- 今年は少し色付き車を見かけたが、昨年は白い車がほとんどだった。当時静岡の町で相当数を占めていたニューマーチ&FITコンビを1台も見なかったのがオドロキであった。 [↩]
- 焼き肉さかいの看板など3倍くらいありそうだった。電飾も静岡より相当多い...というより、静岡は大店舗法とかの関係で暗いんだろうな。 [↩]
- ていうか、最初からやたらと目についたのは「おしゃれ貴族」グループだった。これはもう、こっちにアンテナがあろうがなかろうが、強引に目につくインパクトを持っている。 [↩]
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