KIKUMIMix 呼ばれなくても飛び出てじゃじゃじゃじゃ~ん

105月/040

おまえうまそうだな

おまえうまそうだな 最近はすっかりデカレンジャーのトリコとなっているAっくん、本屋に連れて行って絵本を選ばせても、持ってくるのはデカレンジャー本。んなもんいつでも家でテレビで見れるジャン。
 そんなわけで、最近あまり絵本を買わなかったのだが、先日、久々に一人で本屋に行ってのんびりと絵本の棚を見ていたとき。ふと、一冊の絵本が目に入った。
 それが『おまえうまそうだな』だった。帯に「アンキロサウルスの赤ちゃん」云々とか書いてある。絵本にアンキロサウルスが出てくるとは珍しいと思って、思わず手に取ったのである。


 ぱらぱらとページをめくり...30秒で買って帰ることにした。
 こんなところで絵本のあらすじ書くのはナンだけど、ざっと流すと「生まれたばかりのアンキロサウルスの赤ちゃんが、食べようとしてやってきたティラノサウルスをお父さんだと勘違いしてなついてしまう。ティラノサウルスは戸惑うものの、まっすぐなアンキロサウルスの愛情に不器用ながらも応えようとする。けれども、ティラノサウルスはいつまでも自分といっしょにいてもアンキロサウルスにいいことはないということも知っていて...」てなところか。アンパンマンなら「そこへばいきんまんがやってきて大変なことに...」って感じだ1
 まあ、あらすじは正直いってベタなカンジですらあるけれど、とりあえず押し付けがましくないところがスキ。なんちゅーか、気安く「心が温まる」なんて言葉を使うのはゼッタイサブイボたつからヤなんだけど、仕方がない、ちくしょう。なんかわかんないけど、読んでてうれしいのよ。この気持ち、わかってください、センパイ。
 Aっくんもアバレンジャーでティラノもアンキロも知っている身、きっと喜ぶに違いないと思ったのであるが、意外にウケがよくない。いやいや、喜んだことは喜んだが、それは赤ちゃんのアンキロが可愛いとか、ティラノとアンキロが一緒に特訓するのが面白いとか、そういうレベルのことであった。特に最後は理解しがたいようで「アンキロはホントのお父さんとお母さんに会えたんだよ」と説明すると、ごくごくフツーに「よかったね」と、感慨ナッシングであった。
 姪っ子がまだ小さかったころ、2このヒトの書いた『おとうさんはウルトラマン』という絵本を買って帰ったことがある。絵が可愛いので姪っ子も最初は喜んでいたが、何度も読むという様子はなかった。その分、ワタシの兄が読んでいる姿を何度か見かけた。
 このヒトは、そういう「オトナが読んで嬉しい絵本」を描くヒトなのかもしれない。
 そう思いつつ、そっと『こちら』の方を、Amazonでショッピングカートに入れるスズキであった。

  1. アンパンマンの次回予告の際、最後に必ずついてくる決まりセリフ []
  2. 現在小学校2年生様なので、かれこれ5年前ほどでしょうか []
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