卒業
シグさんとPC(Outlook)とINFOBARの強力タッグによって、USBポート争いに破れ、次第にクレードルに置きっぱなしにされることが多くなったクリさんが、会社の隣の席のKさんにお嫁入りしました。オエカキには重宝なんだけど、『モノは使ってナンボ』思考のワタクシとしては、使ってくれる人のトコロヘいくのは幸せと思うので。そういうわけで、クリさん卒業です。今までありがとう、クリさん。
なんちゅー母の事情を知ってか知らずか、Aっくんもあるものを卒業しつつあります。
アンパンマンであります。
まぁ、2月にデカレンジャーが始まって以来、すっかり夢中になっていたAっくん。少しずつアンパン離れが始まっていた気配は感じていたけど、それでもアンパンマンの指人形とデカレンジャーロボを戦わせるなど、出番は多少残っていたのだ。多分、アニメと実写の決定的な違い『絵本』がアンパンマンを支えていたと思われる。登場キャラが多いのも、図鑑系絵本の力の源であった。
そこへ、ポケモンがやってきたのだ。
アニメで登場キャラが多い、おもちゃも多い。...完全にかぶってる。
しかも、ポケモンには最強の動機付けがあった。ヤツラ、進化するのである。アンパンマンのキャラクターは、よく言えば馴染みがあり、よく言えば進歩がない。1
Aっくんも4歳に迫ってきて、そろそろ「いつもと同じ安心感」よりも、「昨日と違う今日のワタシ」を好むようになり始めている。変化のないアンパンマンよりも、今日進化するかもしれないポケモンの方がよくなってきたらしい。
ちょっとさびしく思いつつも、ヒトカゲがリザードンになる回のビデオを探してきて、Aっくんを説き伏せてまで借りてくる2ワタシも、きっとアンパンマンを卒業してしまったんだろうと思う。さらばじゃ、アンパンマン。
- 最近アンパンマンが顔が汚れて力が出なくなっても「みんなのために最後まで諦めないで戦うんだ」とか言って、ばいきんUFOのハンマーを頑張って止めている描写が多いのだが、これは進歩と言うより退化であると思う。このせいでゲストキャラが全然活躍できず、全体の印象として『いつもと同じ』感がさらに強まっているのである [↩]
- そういえば、アンパンマンのときもロールパンナが生まれる回や主要なエピソードの回を、Aっくんの意見を聞かずに借りてきたりしたものだ。親が率先してハマル。それがスズキ家の育児である。 [↩]
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