リハビリ終了
本日、めでたくAっくんのリハビリ訓練が終了いたしました。
最近、勉強のためにあちこちで登録した無料ブログをいじっていて、ここからはすっかり遠のいていたのですが、これはめでたいことなので書かずにはおれませぬ。
リハビリ終了といっても「日常生活に困らなくなりましたので、通って訓練は卒業」という意味で、一般の人と変わりなくなったわけではないのですが、それにしても「病気としての扱いは終わりました」ということではないですか。めでたい。
Aっくんは2歳のころ、おたふくから髄膜炎になり、さらにそれが脳炎に発展し、手足に麻痺を起こして入院したことがあります。その後遺症として左足に軽度の麻痺が残っており、退院後もリハビリを続けていたのです。
しかしながら、麻痺といっても非常に軽度。他の通所の子達なんか、ハイハイから訓練しているというのに、Aっくんは走り回るわ飛び回るわボール投げまくるわ。訓練が同じ時間になった子のお母さんは、一人残らず「ほら、お兄ちゃん凄いね、元気だね」と子どもに語りかけていました。みなさん、ホントにお騒がせしました。
麻痺のせいで多少骨盤にズレがみられたため、一年前から写真のような装具をつけているんですが、それも数ヶ月でボロボロにした上に、「みんなでサッカーやっててスーパーキックしたら割れちゃった」そうで、半年足らずで買い替えです。4万円もするのに〜1。今年の1月下旬に買い換えたピカピカの装具も、もう写真左のようにボロボロです。先生が笑っちゃうくらいですよ、これ。
その「軽度の麻痺」がリハビリでどのくらい治るのかずっと見ていたんですが、2週間に1回1時間程度のリハビリより、幼稚園で走り回って飛び回っていることの方がリハビリになってるような様子。特に最近、自転車に乗るようになってからは、自分で麻痺があるほうの足をコントロールする方法もなんとなく身につけてきたようで、いろいろな人から「だいぶ良くなったんじゃない?」といわれるようになってました。
そんなわけで、本日のリハビリ終了後、一応「どのくらいまで続けたらいいですか?」と聞いてみたところ、先生によれば「ボクはもう終わっていいと思いますよ2。また何かあれば再開すればいいですし」とのこと。
まあ、正確には7月下旬の医師の診察を待ってホントの終了になりますが、医師にも以前「もうちょっと続けますか?」と意思確認をされたくらいだったので、多分、これで終了。
あとはAっくんが自分でがんばるだけです。
というわけで、Aっくんに「がんばったから、今日でリハビリおしまいだって」と告げると、Aっくんは「やったー!」と大喜び。続けて曰く。
「ボク、パパやママに心配かけないように、ちゃんと治るようにがんばったんだも〜ん!」
...そんなお前様が、可愛いですよ、ママは。
- といっても、保険で3万円近く返ってくるんですけどね。障害者手帳があれば無料らしいんですが、Aっくん程度の麻痺で作れるのかしら? [↩]
- なんとなく先生の方もそう思ってたんじゃないかな。リハビリのセンターの中で多分一番元気な子だったと思われるAっくんを、先生も扱いかねている様子だったことがたびたびあったし。 [↩]
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