KIKUMIMix 呼ばれなくても飛び出てじゃじゃじゃじゃ~ん

119月/062

年をとって走れなくなる現実をまざまざと思い知る

そんな目でオレを見るな〜! 先日、見るともなしにテレビを見ていたら、芸人たちが野球場で、オツオリ選手1を相手に本気で鬼ごっこするという番組をやってました。オツオリ選手があまりにスゴイ速さなんで、親子3人でスゲースゲー言いながら見てたんですけどね、Aっくんが言うわけですよ。「ボクもやりたい!」と。
 そんなお子チャマの願いを叶えるべく、行ってきました、静岡市広野の海浜公園へ。砂浜に難破船風のアスレチックがあって楽しいところですが、ちょっと奥の方には結構広い芝生ゾーンがあるので、そこならまあ走れるだろうということで。


 ルールはテレビで見たものに基づいて、タイムゾーンを設け、1人1回21分間タイムゾーンを利用可能。しかも、こういうときのスズキ家のモットーは「遊びも全力で!」でありますので、テレビ同様、本気で走るのが暗黙のルールだぜッ。
 最初はパパの鬼であります。
 まあ、とりあえず親としてのお約束で、最初に狙われるのはワタクシです。いきなり子どもを狙えませんよ、やっぱね。でも、逃げる人間が2人しかおりませんので、あんまり早くつかまってしまうとすぐにゲームセットになってしまう。
 というわけで、パパの手をすり抜けてタイムゾーンに全力疾走!!
 した、はずだったのですが。
 若い頃は陸上部の先生から熱心な勧誘を受けたワタクシ、それなりに走れるのですが。ていうか、走れるはずなんですが。
 年を取ると、若い頃のイメージどおりに身体は動かないということはわかっておりましたが、これがですね、意外にも「足が下りない」のであります。なんとなく走るのが遅くなるって言われると「足が上がらない」イメージがあるじゃないッスか。ところが、足は上がるんですよ。その上げた足が思うように下がらない。でも身体は「もうそろそろ足ついてるよね、よし。いくよ!」とか思っているので、勝手に前に行ってしまう。しかし足は下りてない。つまり、「死ぬときは前のめり!!」みたいなカンジでカオから芝生にブチ落ちていきそうになるわけですよ。
 とっさに勢いをセーブするワタクシ。
 その瞬間、後ろからタッチされるワタクシ。
 ...だめジャン。2分も逃げてねーよ。
 ニヤニヤしながらAっくんに標的を変えるマイダーリン。
 もう、たったの2分で心臓バクバクですが、次はワタクシが鬼の番です。毎日幼稚園で走り回っているであろうAっくんは余裕シャクシャク。マイダーリンもふひーとか言いながら、まだ余裕がありそうだ。
 とりあえず、ちょうどAっくんがトイレに行きたくなったというのでダーリンにトイレまで連れて行ってもらい、体力回復を図ります。昼近くになって凶悪なほど強烈になってきた陽射しがニクイ感じです。
 やがて第2ラウンドスタート!!
 思ったとおり、マイダーリン、容赦なく逃げます。ユアスウィートハニーが追いかけてるんだからちょっとくらい手を抜けよ!と思うものの、それを口に出す余裕すらありません。多分、ものすごく真剣なカオで走ってます、ワタシ。
 高台に逃げ込むダーリン、その下で待ち構えるワタクシ。ダーリンは下り坂の勢いを利用してワタシの横をすり抜ける作戦のようです。ダーリンが坂を駆け下りる、ワタクシが方向を先読みしながら追いかける、あとちょっとのところをダーリンがすり抜ける、悔しがるワタクシ、その瞬間。
 ぷしゅん、と音がしそうな勢いでダーリンの勢いが弱まった。
 さすがに可哀想になって手を抜いてくれたのかと思って、とりあえずタッチ。
 ふひー、と息をついて見回すと、笑ってみていたAっくんが慌てて逃げ始める。もうそろそろ走るのを止めないと多分やばい、という気配3を感じて、5歳の幼児を本気で追いかける37歳の母親。ここだけ切り取ったらカクジツに幼児虐待のような形相です。
 とりあえず、Aっくんを捕まえてタイムゾーンへ向かおうとしたとき。
 ふと振り返ると、ダーリンがへたっております。
 捕まったときは手を抜いてくれたわけではなく、ホントのホントにあの瞬間にいきなりスタミナが切れたのだそうだ。中学高校と武道の運動部に所属していた彼は基礎体力には自信があったようなのですが、完全に寄る年波に負けたらしい。
 結局、本気で鬼ごっこしたがゆえに親が2人とも半死人状態になってしまい、もっといろいろ遊びたいAっくんを説き伏せてその日は直帰いたしました。その代償として、翌日もここにやってきて、あまりに強烈な陽射しに2人で晩夏の日焼けをして、またしても半死人状態になってしまうわけですが...。
 ホント、年とるって怖いね!

  1. もう選手ではアリマセンが、やっぱり「オツオリ選手」なんですよね。いやあ、すごい人でした、ホントに。 []
  2. Aっくんはハンデで3回 []
  3. 正確には多分酸素欠乏で脳みそがイカれるか、心臓が働きすぎでどこかの血管が切れる、という予感 []
Comments (2) Trackbacks (0)
  1. オツオリさん、この後まもなく亡くなってしまったんですよね。
    合掌。
    ———
    ちなみにワタクシも37歳ですが、今走れといわれたら、確実に短距離走よりも中距離走をえらびますね。
    100メーターダッシュなんぞ、絶対に無理。アキレス腱切ります。

  2. おお、37歳仲間ですね。心の中で握手。
    ホントに、ダッシュはヤバイですよ。アキレス腱とかだけじゃなくて、多分頭の血管とかそーいう、決して切れてはいけないものも切れてしまうと思います。
    なんかホントにあの追いかけっこからこっち、頭痛いッスよ。


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