久々の報告でイキナリなんだけど、マスダは現在、派遣会社の紹介でデータ入力のアルバイトをしている。短期しかできないと伝えたところ、8日間で5000件の会員登録情報入力っちゅー仕事を紹介され、何もせずに遊んでるよりはよかろうと、引き受けたのである。
入力するデータは、飲食店のメンバーズカードの登録に書かれた会員情報で、来店日・氏名・生年月日・住所・勤務先なんかを書くようになっている。
ワタシは入力魔人と化してこのデータを入力しまくっているのだが、アタマを真っ白にして入力するうち、「ヒトはどういう理由で自分の情報を隠すのか」っちうことを考え始めたのである。
住所と電話を書かないヒトは、ダイレクトメールや勧誘電話を嫌がっているんだろうと思うけど、そういう中にも「自宅を隠す」ヒトと「会社を隠す」ヒトがいて、その人の考え方の一端を覗くようで、ちょっと楽しい。「会社を隠すヒト」というのは、そういうお店に行っている自分を完全に「一個人」として考えているから、会社にそういうのを持ち込みたくないんだろうなというのが判るし、「自宅を隠して会社を明かすヒト」というのは、会社を「自分を守るための所属場所」みたいに考えているんだろうし。
生年月日は書かないヒトは少ないんだけど、「年」を隠すヒトは多い。やっぱし圧倒的に「これは多分ワタクシと同世代であろう」という文字の女性が多い。こりゃしょうがない。ナーバスなお年頃だからさ。でも中には一度書いたのに塗りつぶして消してあるヒトもいたりして、そこまで年齢が恥ずかしいかと笑ってしまうこともしばしば。
そんでもって、中にはやっぱり「何にも書かない」ヒトもいる。そういうヒトは、カードに付属している3%オフという特典だけが欲しかったんだろうけど。でも、店側は「オフにするから宣伝活動させてよ」と暗に言ってるわけだから、情報を提供しないなら特典も諦めろよ、って入力しながら思ったりしているワタシである。
入力が速いちゅーのは何かと便利らしく、前の会社でも一時期入力魔神と化したことがあるのデス。そのときは、ある組合の名簿を勝手に利用してDM用のデータを入力したんだよね。この人たちは何もDMを受け取るために情報を提供したんじゃなかろうに…と思いつつ。
個人情報を秘匿するのはナカナカ難しいなぁ、と思ったりする入力作業であった。