1636年に太宗ホンタイジが国号を『清』と改めたときから、清ちゃんの268年の歴史は始まる。大多数の漢民族を、少数である女真族(満州人)で支配するために「アメムチ政策」をとり、巧みに中国を支配した。ちなみにアメムチの「ムチ」の方で有名なのが『弁髪(べんぱつ)令』というやつで、中国人というと今でもこのラーメンマン的髪型を思い浮かべる人が多いが、これはもともと満州人の風習である。 清朝は賢帝を続けざまに輩出し、ヨーロッパにまで名声の届く栄華を誇ったが、18世紀にはいると次から次へと不運が目白押しで、滅亡確定の1912年まで、踏んだり蹴ったりの地獄を見ることになってしまう。 そんな清朝の受難の歴史を、愛情溢れる筆致で描く感動のドキュメント。 ※ドキュメント=“書類”