KIKUMIMix 呼ばれなくても飛び出てじゃじゃじゃじゃ~ん

149月/114

マイホーム・マイブラックホール

ここのところ、我が家に失せ物が続いております。
続いておりますというか、息子が持って歩いてる家の鍵と、寝室の扇風機のリモコンがほぼ同時期になくなりまして、ほとほと困り果てております。
どちらも最後に目撃されたのは寝室ですので寝室にある可能性が大なのですが、相当探しても見つからない。あとはダブルベッドのマットレスを上げて、ベッドの下の板を外して中に潜り込んでないかどうか調べる他に調べる場所もないのですが 、それをやるとなると相当大掛かりなため、脳みそは「これはあれだ、寝室にブラックホールが出現したんだ。しばらく待てばきっとホワイトホールが出現してどこかから出てくるに違いない」と判断し始めております。1

そういえば、小さな頃は、私の部屋は母から「ブラックホール」と呼ばれたものでした。
今でこそ息子に対して偉そうに「いつも片付けないからなくなっちゃうんだよ!!」と言っているワタクシですが、小さな頃は「片付けも掃除も大嫌い」とナイフみたいに尖っては触るものみな押入れに隠してたもんです。

  1. 鍵がなくなったのはちと怖いのですが、一緒に寝室の扇風機のリモコンがなくなっているというのがちょっぴり心の拠り所。外での心当たりは探し尽くしたし、いまはリモコンと一緒に身を寄せ合って救助を待っていてくれることを祈る。 []
69月/112

おにぎりマイラブ

私はおにぎりが好きです。
「40度の熱が出ている時に食べられると思うものは?」「明日地球が滅びると言われた時に食べたいものは?」「これからもう一生その料理しか食べちゃいけないと言われた時に選ぶものは?」
まとめてアンサー、おにぎりです。イエッサー。1

そもそも、お米のゴハンそのものがかなり好きなんですが、それにちょっぴり塩味とかお海苔とか、そういうのがくっついてくる時点でタマランですよ。
実家に住んでいた頃、学校や仕事から帰って来た時にダイニングテーブルに伏せたボウルが置いてあると、一気にテンションが上がったものです。なぜなら、その伏せたボウルの中には90%の確率で残りご飯で作られたおにぎりが置いてあるから!
いまだに、ひょっこり実家を訪れた時にテーブルの上にボウルが伏せてあると、スススと近づいて「かーちゃん、最近どうよ?」とか言いながら勝手に中のおにぎりをもふもふほおばる娘。
母さん、貴女の娘はおにぎり好きに育ったわけで……。

というわけで私にとって、ほとんどのおにぎりは、優劣の差が多少あれども愛しい存在でございます。おにぎりマイラブ。おにぎりフォーエバー。おにぎりへのアガペー。
しかしながら、そんな私もたった1度だけ「このおにぎりはムリ!!」と脂汗を流したおにぎりの思い出があったりするのでございます。
なんか、今日やけにブルーでいろいろ過去の嫌なことを思い出しちゃって、その中でこのおにぎりの味を思い出して一層ブルーになっちゃったので書いてみるw

  1. おにぎり好きが高じて、最近おにぎりの写真を撮り続けております。よろしく。 []
268月/112

夏、自転車に乗る時に最適なパーカーを考えた

おいっす!
いきなりですけどね、先日、自転車でダイソーに行ったッスよ。うちからだいたい20分ぐらいガッツリ漕いで行くぐらいの場所なんですけどね。家を出て2、3分したころ、 突然気付いたのですよ。帽子をかぶってくるのを忘れたことに。

実は先日そのダイソーに行った時、やっぱり帽子をかぶらないで行ったのですね。すると、翌日何やらつむじあたりが痛い。頭皮が日焼けしちゃって痛くなってんですよ。この年齢になってくるとですね、女子でもいろいろ頭皮についてはモゴモゴ考えることがあるわけで、「これはいかんな、外出するときは帽子必須だな」と反省したにもかかわらずこの体たらく。ああ、ていたらく。
一瞬帰ろうかどうしようか躊躇したものの、あまりに激しい夏の日差し、1回家に帰ったら間違いなくもう行くのがイヤんなっちゃうよ。というわけで足を止めずに漕ぎ続けつつ、ふと、上に着ていたパーカーの フードをかぶることを思いついたわけです。多少怪しい風体にはなるけれど、つむじの日焼けには代えられぬ。髪はなが~いお友達だもの!

というわけでフードをかぶってみたところ……ふわぁっと、私の首筋をさわやかに駆け抜ける一陣の風。
な、なに!?このステキな風!これは、恋!?

214月/11Off

吸引力の変わらないただ一つのキーボード

それが何のきっかけであったのか、もはや私の中には記憶されていない。
とにかく何かのきっかけがあって、私は立ち上がり、楊枝を手に戻ってきたのだ。その楊枝をおもむろにキーボードのキートップの隙間に差し込む。
そう、キーボードを掃除しようと思い立ったのである。
気になったshiftキーの横の隙間に楊枝を差し込んでスッと撫でるようになぞった時……私は驚愕を禁じ得なかった。
「なんだこれは!?」
いままで普通に使えていたそのキーボードの下に、ホコリと猫の毛とが絶妙に絡み合った怪しいグレーの物体が引っ張り出されてくるなどとは、一体誰が思ったであろうか……!?

2112月/10Off

お世話になります

普通ですね、自分の携帯に会社関係で仕事の電話がかかってくる事がありうる状態のお仕事している人が「もしもし、○○のゴトウですが昨日はお世話になりました~」と元気に電話がかかってきたら、「○○」の部分が聞きとれなくてもつい「あ、どうもお世話になります」と答えませんか?
私は答えます。
そして答えながら○○にあたる部分を一生懸命類推するのですが、なかなか出てきません。ゴトウという名前には心当たりがあるような、ないような……。
思い出せませんが、話は進みます。
「それでですね、昨日ご相談いただいた件なんですが……」
「あ、はいはい」
相談ってなんだっけ?
「やはりいきなりというのは大変ではないかと私どもでも考えまして、とりあえずリハビリという形で入っていただいてはどうかと思うのですね」
リハビリ?
人間というのはあれですね、ちょっとでも引っかかりのあるキーワードがあると、何かを結び付けようとするものなのですね。
いま勤めている場所がリハビリと無関係ではないこととか、息子Aの足のリハビリを考えているとか、いろいろなことが一気に脳内を駆け巡る。そのキーワードで電話の内容を理解しようとして、何だか収拾がつかなくなる私。
昨日は私会社で何をやったのだっけ?(とっさに思い出せない) 誰かと会ったような気はするけどゴトウさんだったか?(違う気がするけど一瞬判断できない) そして私はそこでリハビリの話なんかしただろうか?(してない気がするけど、じゃあ息子の話か?) それともメールで何か取引先の人と会話でもしたか(でもそこに自分のケータイ電話を伝えたりするか?)
ありもしない記憶をひっくり返そうとして、ますますわけわからない状態になり、一人棒立ち。
電話の向こうで話は進む。
「ですからまずはデイサービスのですね……」
そのキーワードが向こうから出た瞬間、ようやく理解する私。
間違い電話ですよね……orz
しかし私の不用意な「お世話になります」の一言で、相手は間違い電話などとはツユとも思っていない様子。一気にまくしたてようとするので私も慌てて
「あの!」
と叫んでみた。
「あの、すみません、もう一度お名前を……」
一瞬向こうに間があったが、朗らかに
「××リハビリ医療センターのゴトウです!」
と教えてくださった。
「あの……すみません。えっと、お間違いだと思います」
「……え?」
「ですからあの、私……チガイマス。タブン、アナタ、デンワマチガエテマス」
人はどうして慌てるとカタコトになるんでしょうね'`,、('∀`) '`,、
最初はわけがわからなそうだった相手も、しばらくして「あっ……」と理解したようで、急にモゴモゴし始める。
「あ、それは、モゴモゴ」
「すみません、私全然モゴモゴ」
「いえいえモゴモゴ……」
「はいモゴモゴ……」
なんて感じで、なぜかお互いモゴモゴしたままだったので、思い切って「ではモゴモゴ!」とばかりにエイヤと電話を切ってみた。
もう1回かかってきたらどうしよう、とちょっとドキドキしたけど、もう、電話はかかってこなかった。
電話を見つめる私の胸に、冷たい一陣の風が、そっと流れるように吹いていった。
……恋、だったのかな……?ε- (´ー`*)