好きだけどダメなヒト

博物館中に響き渡りました Aっくんはアバレンジャーが大好きである。昨日、実家で見つけた恐竜の図鑑を見せて、これがティラノだとか、こっちがブラキオで額に鼻の穴がある*1とか、そーゆー話をしてやったら大層喜んだので、本日、自然史博物館に連れて行ってみた。

 あまり大きくはない博物館だけど有名どころの大きな化石もあるし、Aっくんにはちょうどいいかと思ったのだ。

  • *1: 本当です。額のコブに鼻の穴があって、そこから「シュコー」と鼻息を吹くのだと話してやったら大喜びでした。ちなみに、爆竜ブラキオサウルスにもそれっぽい「コブ」はあるが、果たしてそこから「シュコー」をやってくれるかどうかはギモン。

 順路の最初に、昨日の図鑑ではどうしても見つけられなかったディメノコドン*1のモデルになったディメトロドンがあって、Aっくんはパンフレットと見比べながら、「これがディメノコ?とにかく*2見せてごらん」なんて言ったりして大喜びだったのだが、次の部屋に入った瞬間...Aっくんが凍りついた。

 パパが「AっくんAっくん、トリケラだよ」と、トリケラトプスの前で手招きしていたのだが。

 Aっくんはその部屋に入った瞬間に、スゲー引きつった顔で2歩後ずさりして「だっこだっこ」とワタシに飛びつき、ワタシがだっこしたままトリケラに近づこうものなら、「イヤイヤイヤコワイコワイコワイコワイ〜!」と博物館中に響き渡る声でおびえまくった。

 とにかく、大きいのが致命的らしい。

 その後の順路で、トリケラの仲間の小さいヤツを見せると「トリケラのトモダチ?」とか言いつつ喜んでいたので、そのままトリケラ方面へ連れて行ったら、ホントにトラウマになるかもしれないというくらいにおびえていた。

 展示してある化石は、当然であるがデカイのである。

 トリケラトプスは全長7mのオオモノなのだ。しかも、右を向けば同じく全長7mのステゴサウルスが、そしてママが「ほらほら、ブラキオ(のしんせき)だよ」と指差す先には、全長26mのディプロドクスが鎮座ましましているのである。

 ティラノサウルスに似たタルボサウルスという恐竜を指差して「でも、ティラノはやさしいテラ*3」とか言ってみると、「ティラノ、やさしい?」とちょっと気を許したが、近くに行ってみたらそいつも全長10mの大御所だったので、あえなく退去命令となった。

 ところが、その後売店に行ってみると、どー見ても可愛くない(というか写実的な)ティラノサウルスの人形を持って勝手にレジに行ってしまうし、買ってやったら店の中で「ティラノ買っちゃった〜」という即興曲を作って歌い踊り、周囲の方々のアタタカイ微笑がまぶしかったりしたのである。

 小さければいいらしいです。ハイ。

 おかあさんといっしょとアンパンマンで育ってきたAっくんは、見事なほのぼのチャイルドとして成長中です。彼が本当のブラキオの大きさを知っても心に傷を受けずに済むのは、一体何歳くらいなのであろうか...。

  • *1: 爆竜をご存じない方はこちらでご覧くださいませ。
  • *2: 最近のAっくんの口癖。ピノコ語が残っており、「とにかく」が「とにかつ」に近く聞こえるのがカワイサのミソ。
  • *3: アバレンジャーに出てくるティラノが、コトバ尻に「テラ」とつけるのである。決してスズキがおかしいわけではないテラ。

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